謹賀新年 平成から新しい時代へ 

皆様には、ご健勝にて新春をお迎えの事と、心よりお慶び申し上げます。
旧年中は皆様に大変お世話になりました。お蔭様をもちまして、本年、内閣府と併せて金融庁担当副大臣として、新春を迎えることとなりました。
これも偏に皆様のご支援の賜物と心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

さて、安倍政権誕生と共に始まった、いわゆる“アベノミクス景気”は、昨年9月には、高度成長期の“いざなぎ景気”を超え、今年1月には戦後最長を超すのでは、とも。
この6年間で、名目GDPは54兆円増加。正社員の有効求人倍率も1倍を超え、賃上げは5年連続で2%程度の高水準を実現しています。
株価は2万円台を割りましたが、それでも2倍以上に。企業収益は過去最高過去、雇用・所得環境の改善など、日本経済のファンダメンタルズはしっかりした状況にあり、経済の好循環が確実に生まれています。

そんな中、本年10月には、基礎年金や社会保障の充実、次世代への負担軽減などのため、消費税率の10%への引き上げが予定されています。
経済財政担当の副大臣としては、「平成31年度予算編成の基本方針」策定に取り組み、プレミアム商品券や商店街の活性化策、国土強靭化等々、財政政策をもって、経済運営に万全を期していきます。
また、金融庁担当副大臣としても、フィンテックやキャッシュレス化を推進すると共に、今後とも機動的な財政政策と大胆な金融政策を進め、デフレからの完全脱却、GDP600兆円の実現を目指して参ります。

今年の干支は「己亥(ツチノトイ)」亥年は、十二支の中で最後の年。終わりとともに新たな始まりに向けて準備をする年でもあります。
本年は、歴史的な皇位継承が行われ、新元号制定のもと、新しい時代が始まる年です。
また、我が国が初めての議長国となり、6月には、G20大阪サミットが開催されます。
そして、翌年は東京オリンピック・パラリンピック。世界中の注目が日本に集まります。
平成のその先の時代に向けて、どんな困難にも怯むことなく“猪突猛進”全力で国政に邁進していく所存です。

年頭にあたり、亥年の本年が皆様にとって、新しい時代の幕開けにふさわしい希望ある年となりますよう、新年の挨拶とさせて、頂きます。
本年も、どうぞ宜しくお願いします。